知覧町 後岳下棚畑のそば植え
9月5日(土)の午後2時より、知覧町の後岳下棚畑推進委員会によるそば植えが行われました。
8月29日(土)の予定が雨のため延期になり、 例年より1週間遅れです。
参加者は、40名程度。県・市の担当者と地元の方々です。
前日、地元の方が畑を耕して準備されたので、今日は種まきからの作業です。
「まっくわ」と言う鍬(くわ)にロ-プを取り付け、4人でロ-プ引き、1人が「まっくわ」を
押さえ、畝(うね)を作って行きます。
引き手との呼吸が合わないと、バランスが崩れ真っ直ぐな畝ができません。
意図も簡単に扱っているように見えますが、片道行くだけで汗がでます。
種を播く溝は「深からず浅からず」、ほどよい深さをつくるのはとてもたいへんでした。
畝を作ったら、そばの種と肥料を混ぜて、一定の間隔で播いていきます。その後を
追いかけるように、足で軽く土をかけます。
土のかけ方にもコツがあり、足をハの字形にひらいて、交互に内側へ軽く蹴る要領です。
習って一生懸命やってみますが、良い按配にはほど遠いでした。
11月中旬にはそば刈りの予定です。例年この畑(1,092㎡)から約80キロのそばの実が
収穫されるそうです。
今年も天候に恵まれ、もっとたくさんのそばの実が収穫されることを願います。