尾木場の棚田の田植えがありました。
雨が降り続き、「合羽を着て田植えしなきゃいけないのだろう」と覚悟してたけど、21日(日曜)の朝は曇り。
田植え足袋だけを持って、いざ尾木場へ。(雨具は持って行かなかった)
尾木場の棚田周辺は、田植えに参加する方々を気持ちよくお迎えするように、色とりどりの紫陽花が真っ盛りでした。
参加されたのは、鹿児島市・鹿屋市・姶良市からご家族9組の41名。スタッフを入れると約70名の田植えになりました。
最初はぬるっとする泥に恐る恐る足を突っ込んでいた子供達も、数分後には地元のおじちゃんの指導を受けながら、一生懸命植えていました。
田植えを終えたあとは、恒例の地元婦人部の手作り「ぶた汁とおにぎり」の昼食です。大きなお鍋で作られる具だくさんのぶた汁は、最高です。おにぎりは言うまでもありません。(遠慮無く、お代わりしていましました。)
自己紹介では、田植えを通して食べ物の大切さ・自分の手で作る喜びを子供に教えたいとか、地元の方々との交流や美しい風景に心が癒やされ、参加せずにはいられないという話をされました。
4ケ月後の10月には、黄金色の稲穂で一面彩られる事でしょう。しかしそれまでには、鳥獣害・害虫・自然災害との戦いが日々行われるのです。70~80歳代の高齢者でありながら、先祖からの田を守るため、子や孫に美味しい米を食べさせるため頑張っている地元の方々に、強さと優しさを感じました。