稲刈り体験&棚田deカレーin尾下の棚田
10月19日、指宿市山川利永の尾下の棚田にて、「稲刈り体験&棚田deカレーin尾下の棚田」が開催されました。指宿市山川小学校の保護者・児童の25名(うち児童16名)の参加者が6月の田植え体験から約4ヶ月で成長した稲の刈取を行いました。この日は、朝から雷を伴う土砂降りでしたが稲刈りの間は雨もあがり皆元気に稲刈り体験が行われました。
尾下の棚田振興協議会の高橋会長のあいさつに始まり、指宿市地域おこし協力隊の神野隊員より、稲刈り時の注意事項等の説明が行われ、早速、田植え体験を行った田んぼへと向かいました。
子供たちは刈るための道具の使い方や刈った稲を揃えて畔に置くこと、保護者は、刈られた稲をまとめて結ぶ方法を教わりました。
毎年経験している子どもは、手慣れた手つきでカマを使い、初めての子どもたちに教えたりしていました。刈った稲を保護者に渡したり、近くに置いたりと稲穂を踏まないように気を付けながら作業を進めていましたが、時間が経つにつれて、だんだん上手になって、友達と競い合うように刈っていました。
稲刈りが半分ほど終わると、地域の方が掛け干し用の“馬”を組み、稲束を掛ける準備を進めました。結果、1時間程度で稲刈りが終了し、参加者みんなで稲束を“馬”に掛けて作業完了となりました。
作業終了後には、地域の方が準備していただいた羽釜で炊いたごはんと“カレーライス”を食べ、カレーライスに使われた肉が“イノシシ”であることや地元のジャガイモ、ニンジンを使っていることを説明されると驚いた様子でした。中には、おかわりをする子どももおり、皆残さずに食べていました。
最後に、本日掛け干しした米の収穫祭を12月に開催することが発表され、次回も参加のお願いをもって、本日の稲刈り体験が終了しました。