11月18日(土)舟川後「秋のわくわく大収穫祭」開催
いちき串木野市の「舟川後の棚田」で、「秋のわくわく大収穫祭」と
題してイベントが開催されました。
今年6月3日に開催された、「ジャンボタニシの捕獲大作戦」を
行った棚田です。
いちき串木野市の若鷲ソフトボ-ルスポ-ツ少年団26名を
始めに、地域住民の方や行政・取材記者さんを合わせると、
50名以上の参加イベントになりました。
朝までは小雨が降っていたのですが、開会が近くなるにつれ
薄日が指してきました。
「雨が降ったらどうしよう」と心配していた集落の方も、
ほっとした表情になりました。
遠くから電気を引いてきて、餅つき器で餅米を蒸します。
「屋外ではかまどを使って」、のイメ-ジが強く少しびっくり。
新しい形のイベントとだと思いました。
確かに天気が悪いと火がつきにくい上に、程よい蒸し上がり
を何度も確認しないといけないので、餅つきを1番に考えたら
この方法も悪くないと思いました。
餅米が蒸し上がったら、いよいよ餅つきです。
まず保全会の方が、子供たちがつきやすいように少し
ついて下さいました。
そして順番に餅つきを体験です。
杵を振り上げて、臼の真ん中に落とすのはなかなか難しいです。
杵の重さに耐えられず、ヨロヨロして臼の端をついてしまいます。
子供たちが終わったら、お母さんたちも挑戦し初めての
餅つきに感激するお母さんもいました。
紅白の餅をつき、みんなで丸めました。
お供え餅と言うより、ボ-ルに近い形もありました。
お餅をつき終わったら、今度はお供えの準備です。
田んぼの神様(自然を司る諸々の神様)に今年のお礼と、
来年の豊作をお願いするお供えです。
藁で作った筒の中に籾と紅白餅を入れて、イボタの木
(ネズミモチ)に結びつけ田んぼに立てます。
東市来町の尾木場の棚田でもこのような風習がありますが、
地域のよってお供えの仕方はさまざまだと知りました
最後に6月のイベントで入賞した子供たちに、約束の新米賞品が
手渡されました。
賞品を手にして、子供と一緒にお母さんも大喜びでした。