棚田米づくりの最後の参加イベント、「田園ゴルフ大会」が１１月１２日（日）
に開催されました。

　「田園ゴルフ大会」は、集落住民、行政担当者も一緒に参加する合同イベント
です。

　今年は９３名の参加者に加え、地元のお年寄りや身内の応援者を入れると
１００名以上集まりました。

　　　　

　通常のゴルフと違い、稲の切り株やでこぼこした地面を相手にホ－ルインする
のは、想像以上に大変です。

　　　　　

　日頃の農作業で培った体力や腕力を武器に、一挙にホ－ル近くまでボ－ルを
進める男性参加者。

　　　　　　　

　１０回以上打っても、なかなかホ－ルに近づけない女性参加者。
　もう何回打ったかな？　競技者も記録者も、気力と体力のいるスポ－ツです。
　１０ホ－ルをまわり終わる頃は、もうへとへとです。

　　　　

　この競技の良いところは、上手下手関係なく、和気あいあい笑いながら
できることだと思います。
　まさに地域コミュニケ－ションつくりの競技です。

　応援者の中に９０歳を超える、一人暮らしのお年寄りがいらっしゃいました。
　「競技はできないけど、家にいるよりここに来て話したり、試合を見ている方
が楽しい。思うようにできない事が多くなったけど、周りの人が優しく助けて
くれるから嬉しい。」と話されました。

　名字でなく、お互いに名前を呼び合いながら会話をしている集落の人たちを
見て、とても暖かい気持ちになりました。

　最後にドロ－ンに向かって、にっこり笑顔で手を振り、本日の田園ゴルフ大会
を終了しました。

　　　　

　来年も元気に参加して下さいね。