霧の中の田植え(八重の棚田)
6月25日(日) 鹿児島市郡山町八重の棚田で田植えがありました。
「昨日の夜は、8.6災害の時のようにたくさん降った。田植えが
できるか心配した。」と地元の方が言われました。
しかし降り続く雨の中で、この田植えの準備をした関係者の願い
が通じ、田植え開始の頃にはほとんど雨は降らず、絶好の田植え
日和となりました。
霧は残っていましたが、ほどよい気温でした。
今年はオ-ナ-家族17組32名(20組登録)と農業体験家族
31名が参加されました。
今までは雨だと体験者が少なく、今年は誰も来ないのではと、
半ばあきらめていましたが、田植え体験開始10分前に次々に来られ
慌てました。
初めての田植えは、小さい子どもにとってはズブズブと沈んでしまい
そうで、少し怖いのでしょうか。
どろどろした土の色が、気持ち悪いのでしょうか。
畦から手を伸ばして、一生懸命植えていました。
しかしまわりの子ども達が怖がらずに植えているのをみて、同じように
田んぼに入り植え始めました。
ひとつ成長です。
田んぼの土の中には、早苗を植える線が引いてあるのですが、なかなか
その線の上に同じ間隔で植えるのは難しいです。
2本の線がいつの間にか1本になったり、3本になったり。
でも心配ないです。田植えの後の状況を見て、ちゃんと地元の方が
補植してくださいます。 たくさんのお米がとれるように。
次は7月30日(日)草取り、10月29日(日)稲刈りを予定してます。
みんな自分で植えた稲の成長を見に来てくださいね。