内之尾の棚田 草刈り機を使って実習
5月14日(日)
鹿児島大学生(3年生)の農業体験実習を兼ねた草刈りが
行われました。
大学関係者12名 ・ボランティア3名・ 行政4名・ 会員4名
の総勢23名で作業開始です。
これまでは石垣の草取りを行っていたのですが、今年は思考
を変え「草刈り機」を使って作業を行いました。
大学生は草刈り作業の経験はほとんど無く、ましてや機械を
使う作業は初めてだったと思います。
草刈り機を使う作業はたいへん危険が伴い、毎年事故が
発生しています。
指導者も大学生も緊張する作業だったことでしょう。
何キロもある機械を背負い、足下の悪い田んぼの中での作業
でしたが、誰一人弱音を吐かずまじめに作業をしていました。
「草刈り機を使うのは男子」と、どこかで決めてしまっていま
したが、男子女子関係なく作業する姿に頼もしさを感じました。
約2時間の草刈りを終えた後、大学生が米づくりする研修田に
今後の耕作実習のために土を入れ、ぬかるみがないように整地
しました。
事故も無く作業を終え、関係者一同ほっとしました。
指導する集落の方々の気苦労は、大変なものだと思います。
しかし大学生が訪れることで、若い声が棚田に響き、集落が
華やいだように感じます。
大学生だけで無く、農業に興味のある方がボランティア参加
して頂けたらと思います。
次回は6月11日(日)の田植えです。
手植え作業と機械作業の両方を体験することになります。
農業に興味のある方、ぜひ内之尾の棚田で農業体験して
みてください。
お待ちしております。