棚田等保全ネットワ-ク研修会の開催
平成28年2月3日(水) 午後1時30分より、
棚田等保全ネットワ-ク研修会が開催されました。
県内の棚田関係の県市町村担当者・活動組織・棚田等保全
協議会かごしまの会員等、65名の参加がありました。
宮崎県日之影町地域振興課の課長補佐 富士本様が、
「自然の恵みが人を呼ぶ里の実践」と題して講演してくだ
さいました。
人口約4,000人、町土の91%が山林という厳しい立地
条件の日之影町ですが、その自然を活用していろいろな
取り組みをされていました。
南米ペル-の世界遺産「マチュ・ピチュ」を思わせる
「戸川地区の棚田まつり」や森林浴効果を最大に活用した
「森林セラピ-ツア-」などの説明がありました。
近年では「ボルダリング」の人気が高まったことから、
ボルダリング壁の整備や大会の開催など、新しい取り
組みの説明もされました。
大自然のパワ-で心を癒やし、疲れた体を日之影温泉
でほぐしてみてはどうでしょうか?
お問い合わせ先 : 日之影町役場地域振興課
☎0982-87-3910
引き続き、さつま町永野の「薬師農地保全会」の活動の
事例発表がありました。
「薬師集落を元気にしたい。笑い声の聞こえる集落にしたい。」
という気持ちから「薬師農地保全会」が発足されました。
発足してまだ1年にもかかわらず、 荒れていた田畑を開墾し
、作物を植え、様々な催しも行われました。
引きこもりがちな老人も、薬師農地保全会のメンバ-のおかげ
で楽しい時間を過ごされているようです。
50~60歳代の多い「薬師農地保全会」。
これからの活動が楽しみです。