後岳下のそば叩き報告
11月21日にそば刈りをしてから、一週間後の11月28日。
大雨に遭うことなく「そば叩き」の日を迎えました。
刈りとった日より、そばの実はより一層黒くなっていました。
シ-トにそばを広げ、昔ながらの「めぐい棒」を使って、4~5人で
「そば」を叩き、実を落としていきます。
竹の先につけた木の枝の部分を、回転させながら「そば」を叩きます。
お互いの「めぐい棒」が当たらないように、息を合わせなければ
いけません。
思うように回転させられないと、的外れの場所を叩いてしまいます。
なかなか難しい作業です。
叩き終わった後は、唐箕(とうみ)という農機具を使って選別です。
枝葉や実入りの少ない「そば実」を、風の力をかりて分けていきます。
しっかり実の詰まった「そばの実」を袋に入れ、今日の作業は終了です。
約70キロくらいの収穫。しかし乾燥させて「そば粉」になると半分くらい
になってしまうそうです。
いよいよ12月12日(土)10時から、「そば打ち・会食」です。
そば打ちの体験と食事代で、1人500円です。
昔ながらの味に、愛好者が多い「後岳下の手打ちそば」。
年末の楽しみの一つです。