稲刈り体験&棚田deカレーin尾下の棚田
10月15日、指宿市山川利永の”尾下の棚田“にて、「稲刈り体験&棚田deカレーin尾下の棚田」が開催された。参加者は、指宿市山川小学校の保護者・児童の34名(うち児童21名)、6月の田植え体験から約4ヶ月、澄み切った秋空のもと稲刈り体験が行われた。
尾下の棚田振興協議会の高橋会長のあいさつに始まり,指宿市農政課の中村主査より,稲刈り時の注意事項等の説明が行われ、早速、田植え体験を行った田んぼへと向かった。
今年の稲は台風等の被害はなかったようで、たわわに実った稲穂にビックリする子供たち、作業分担が地域の方から説明があり、子供たちは刈るための道具の使い方や刈った稲を4束ずつまとめること、保護者は、4束ずつまとめられた刈った稲を結ぶ方法を教わった。
不慣れな子どもたちは、慎重に稲を刈り、刈った稲を保護者に渡したり、近くに置いたりと稲穂を踏まないように気を付けながら作業を進めていたが、時間が経つにつれて、だんだん上手になって、友達と競い合うように刈っていた。
稲刈りが半分ほど終わると、地域の方が掛け干し用の“馬”を組み、稲束を掛ける準備を進めた。結果、1時間程度で稲刈りが終了し、参加者みんなで稲束を“馬”に掛けて作業完了となった。
作業終了後には、秋空のもとで地域の方に準備していただいた“カレーライス”を食べ、カレーライスに使われた肉が“イノシシ”であることが説明されると驚いた様子だった。
最後に高橋会長より、本日掛け干しした米の収穫祭を12月に開催することが発表され、次回も参加のお願いをもって、本日の稲刈り体験が終了した。