10月18日 尾木場の棚田の稲刈り体験
10月18日、尾木場の棚田にて、尾木場めだかの里米作り体験(稲刈り体験)が開催されました。
曇り空の下で風も吹いており、少々肌寒い気候の中ではありましたが、6月14日に田植えを行った圃場とその近くの圃場の稲刈りを行いました。
稲刈り体験の参加者は、体験(オーナー)家族や原田学園の先生方、地域の方々、宮路市長、市町村職員などを加えると約50名ほどの参加となりました。
高山地区公民館長の挨拶や宮地市長による来賓挨拶の後、稲刈りの注意点受けた参加者は一人一人、鎌を持って圃場へ向かいました。
台風10号の影響もあり、倒れてしまった稲もありましたが、丁寧に稲を刈り取っていました。
刈り取りは皆さん手慣れた様子で、家族で役割分担を決め、刈り取り人と稲を藁で束ねる人に分かれて手際よく作業を行っていました。
稲を8割ほど刈り終えると、掛け干し用の長い竹とそれを支える木の棒を搬入し、地域の方が稲を掛け干しできるように「馬」を組んでいきました。
また、今回も、KTSの新人アナウンサーが参加され、地域の方や市長に稲刈りのアドバイスを受けながら稲刈りを楽しんでいたようです。
稲刈りから掛け干しまで約1時間程度の作業でしたが、終わるころには晴れ間が見え、参加された方々の額にはうっすらと汗が滲み出ていました。
稲刈り後は、恒例の昼食会が行われ、地元の婦人部による豚汁と、尾木場で採れたお米を使用したおにぎりが振る舞われました。作業後の豚汁やおにぎりは格別で、豚汁を3杯もおかわりする人もいました。
また、新型コロナウイルスの影響により、今年の秋まつりは中止となり、例年のこの秋まつりで配られていたお米は、地区公民館に直接取りに行くことになったようです。