11月26日(日)高山ふるさと秋祭り開催
日置市東市来町の高山地区で、「高山ふるさと秋祭り」が開催された。
地区住民にとても頼りにされている「NPO法人 がんばろう高山」と、
日置市東市来支所産業建設課が主となり、今年で第16回を迎えました。
棚田のある尾木場集落は、「田の神まつり」コ-ス。
ネズミモチの木(イボタ)にお餅を入れた藁筒を下げて、今年のお礼と
来年の豊作や安全を願って田の神様に奉納します。
参加者がその木を囲み、歌を歌いながら木のまわりを回り、歌の終わり
と同時にお菓子やお餅がまかれます。
わずかな時間ですが、夢中になってお菓子等ひろうのはとても楽しいです。
みんな童心に返ってしまいます。
その後参加費(300円)を支払って頂いた番号で、くじ引きがあります。
地元の人がひく札番号で、順番に並べられた品を頂きます。
尾木場の棚田米や地元の農産物が賞品です。
店で買えば高値の品々を、楽しんだ上に頂けるとあって、毎年多くの人が
この尾木場に訪れます。
今年は、「めだかすくい」があり、真剣に挑戦している子供の姿を親御さん
が一生懸命写真におさめていました。
また尾木場の最高齢の野上操さんから、野上さん撮影の写真のプレゼントが
ありました。
獲得するために、じゃんけんにも力が入っていたようです
地元の方の手作りのお漬け物や生姜の砂糖菓子などの振る舞いもありました。
田んぼの中で飲むお茶は、家で飲むお茶より格別美味しいです。
この風景や田んぼ特有の土の匂いが、気持ちを和らげてくれるからでしょうか。
「こんなに楽しい時間を過ごせるのなら、来年も来よう」と初めて参加された方
の声が聞こえました。
すべての催しが終わる頃には、ぽつぽつと雨が降り出しました。
田の神様が田んぼで楽しむみんなの姿を見たくて、雨の神様にお願いしてくれ
たのかな。