樋脇町「岩下の棚田」で田植え体験
6月12日 薩摩川内市樋脇町の「岩下の棚田」で、田植え体験が開催されました。
少子高齢化に伴い多くの問題を抱える藤本地区で、集落存続のために地域資源を
活かした交流事業に取り組む事が、地域活性化に繋がると始めた田植え体験です。
イベント名は「ふじもと棚田米づくり&田園ゴルフ」。
今年で6回目を迎えました。
イベント名から察するとおり、「田植え・稲刈り・稲刈り後の田んぼでゴルフ大会」の
体験コ-スになっています。
今年は鹿児島県の新規採用職員男女約30名が参加し、例年より大きな田植え
体験イベントになりました。
事務局で準備された田植え足袋をはき、真新しい雨合羽を着て、田植えのスタ-トです。
田んぼの畦に横一列に並び、そっと足を踏み入れ、植え始め場所まで進みます。
そして田植え指導者の鬼塚さんの言うとおりに、ゆっくりゆっくり苗を植えていきます。
自分の重みでぽっかりあいた足跡を、きれいに直しながら、後ろ向きに進んでいきます。
田んぼの端と端を紐でつなぎ、真っ直ぐな線上に等間隔で植えていくので、機械で植えた
ように綺麗に植えられていました。
初めての田植えに、「最初はぬるりとした土の感触に驚いたが、慣れると気持ち良くなった。」
「自分が植えた苗が、ちゃんと大きくなるか心配です。」「もう少したくさん植えたかった。」
などの声が聞かれました。
田植えの後は、地元婦人部の方のお手製の、「かるかん・ふくれ菓子・かぼちゃの煮物・
漬け物」などたくさんのおやつがふるまわれました。
一息ついたら、田植え足袋を脱ぎ、準備されたビ-チサンダルに履き替え、「藤本滝」の
見学に行きました。
山からの湧水が流れ落ちる藤本滝は、マイナスイオンたっぷりでとても気持ちが良いでした。
お盆前後約10日間くらいは、滝をライトアップするらしいく、夕涼みがてら訪れて
みたくなりました。
次の稲刈り体験は、10月16日(日) 13時からの予定です。
ぜひとも、石積の風景の美しい「岩下の棚田」で、稲刈り体験をしてみて下さい。